高気密高断熱住宅を勧める建設会社が本音で思う必要な気密性能とは=その1=

国の補助金政策の賜物か?急速に「高気密高断熱住宅でマイホームを!」とういネットで宣伝文句をよく見るようになりました。
弊社は平成15年から高気密高断熱に取り組んできましたが実際には数年前までお客様からは全く気密性能とかは全く知らない、聞いたことがない御方ばっかりだったのですが最近では初のご来社やHPからのお問い合わせでも質問の1投目が御社の建物のc値はどのくらいですか?と直球で投げてこられる、だいぶ浸透してきたことが実感してきました。

 

相当隙間面積C値のジレンマ


C値とは「相当隙間面積」と言い、単位は㎠/㎡で床1㎡当たり、何平方㎝の穴があるか示します。

C値1㎠/㎡とは床1㎡当たり無数の小さな隙間を寄せ集めると1㎠相当の穴が空いていると解釈して良いと思います。

要するに数値は小さいほど優秀ということになります。

延べ床面積100㎡の建物ならその100倍で100㎠の穴(10㎝×10㎝)相当の穴が細かく分散して家のあちらこちらにあると思ってよいと思います。

色々とお調べになり質問されてこられるお客様に0.5以下でとか、0.3以下に出来ない会社とは契約しないとおっしゃられるお客様もいますが

私にも正確にC値はいくつ以下が必要だ!とは分からないのです・・・正確には

目標値はあります、それは0.5㎠/㎡ですが実際には0.4とか0.3に落ち着くきます。

あと、ハウスメーカーみたいな真四角のサイコロみたいな家は簡単に数値は上げられますが外壁が凸凹していると難易度が飛躍的に上がり、

町屋長屋のような細長い家も不利になります。

もちろん0.1や0.3とか目指すことは実績もあり可能ですが費用対効果が悪くなるのとそれらの手間はそのまま見積りに反映されます。(そのあたりは次回に)

 

気密性能は家づくりで無視できない性能


気密性能が低いとどういうことなのか?
空飛ぶ気球は初めはペシャンコですが火炎を放射することで袋状の気球に熱風を吹き込み膨らませます、

最終的にはパンパンに膨らみ浮かぼうとします、家は浮くことはないですがあの膨らんだ状態が

冬の暖房の効いた家は重いので浮きはしませんが浮力が発生しているのです。膨らむということは気球の外に暖気が吹き出ようとする作用が働き、

隙間があればその穴から暖気が屋外に漏れ出ているということです。その大部分は気密性能が悪い家は2階の天井裏からたくさん暖気がお空に放散されています。

1階から2階に空気の流れが発生し、上昇気流が発生しますがこれを「煙突効果」と言い、家の上方で空気が出ると

その分下層で空気を屋外から吸い込むストロー効果が生まれます、その時は1階では窓、床と壁の取合い部分ですきま風が発生し、

あれがスースーするとう冬の不快のメカニズムです。

気球は外気が低いほど強い浮力が発生するので冬のスポーツです。

気球の風船の中と外気の温度差が有れば有るほど良い=浮力が増す

家の外と屋内の温度差が有れば有るほど=外に漏れ出ようとする力が発生する=気密性能が悪いほど暖かい空気が外に漏れ出てしまい

スースーが強くなり不快になります。

屋外と屋内の温度差があると気密性能で家の快適に強く影響がでるということ、

この続きは次回に続く