2020.11.23 Monday
LIXIL TEPCOパートナーズによる「建て得」については以前こちらの記事にてご紹介しました。
その「建て得」が2021年に新サービス「建て得ライフ」を始めます。
今回は「建て得ライフ」の詳細と2021年版建て得バリュー・バリューEの改定がありますのでご案内します。
建て得ライフとは、ZEHで太陽光容量が小さい場合や、 Nearly ZEH・ZEH Orented向けの新サービスとなります。
太陽光製品代のみ実質0円、工事費は諸費用込みで何キロ載せても398,000円(税別)の均一料金となります。
10年間の余剰売電収入をLIXIL TEPCOスマートパートナーズに提供する代わりに、太陽光の製品代を「実質0円」で設置できるという形です。
出典:LIXIL TEPCO Smart Partners Inc.
これまではZEH基準を満たすことというのが大前提でしたが。「建て得ライフ」ではNearly ZEHやZEH Orientedでも既定の太陽光システムを搭載できれば利用できるというものです。
・建て得ライフの適用条件
ZEH、Nearly ZEH、ZEH Orientedのいずれか
・建て得ライフの太陽光必要容量
積雪量50cm以下エリア・・・5kW以上
積雪量51~75cm以下エリア・・・7kW以上
※屋根に設置可能な範囲で最大設置を要件とします。
・建て得ライフの適用屋根材
ソーラーラック使用時は別途有料オプションとなります。
・建て得ライフのメリット&デメリット
出典:LIXIL TEPCO Smart Partners Inc.
自己資金で太陽光設備を購入した場合と、建て得ライフを利用した場合を比較したものです。
建て得ライフの場合は導入コストが工事費のみと安いため、最終的には建て得ライフがお得というシミュレーションになっています。
他のメリット・デメリットは「建て得」の記事をご参照ください。
その他の改定としては、建て得バリュー、建て得バリューEの太陽光設置必要容量が変わります。
現在:積雪量~50cmのエリア ガス併用の場合ZEH+1kW オール電化の場合ZEH+1.5kW
積雪量~75cmのエリア ガス併用オール電化共にZEH+3kW
2021年以降:積雪量~50cmのエリア 8kW以上
積雪量~75cmのエリア 10kW以上
また、適用屋根材と標準対応区分が変わり、ソーラーラック使用時は有料オプションとなります。
今回は建て得ライフや改定部分についてまとめてみました。
ZEHやNearly ZEHなどをお考えの方は太陽光システムへの費用も予算に入れてお考えかと思いますが、建て得を賢く使って予算を削減する・他の設備を充実させるなど選択肢を広げることが出来ますね。
もちろんネストでもご案内しておりますので、ご興味のある方はスタッフまでお問い合わせ下さい。